ファミリーズアイ®️
スマートフォンと連携する白杖デバイスで視覚障がい者が単独歩行で安心して外出が楽しめることをサポートするシステムです。
ファミリーズアイを使い、街での困りごとを共有することで住みやすい街を一緒につくることができます。
※ 「ファミリーズアイ」は、インタアクト(株)の登録商標です。
今そこにある困りごとを、今そこにいる人の手で一助を
視覚障がい者の困りごととして、信号機のある場所が分からないことや
横断歩道が渡りづらいこと、点字ブロックに物が置かれていて通れないなどがあります。
周りの人の手・耳・目を借りて、階段の昇り降りや道案内、物を迂回するなどの小さな助け、一助をしてゆく。
おでかけが楽しくなる
気軽にコミュニケーション
街が良くなる
システム構成
加速度センサーや広角カメラが搭載された専用デバイスを白杖に装着します。スマートフォンの専用アプリと専用デバイスとを無線で通信(Bluetooth、Wi-Fi対応)し、ユーザーの歩行状態をみまもります。
主な特徴
1. 気軽におでかけ
白杖に装着した専用デバイスの電源をオンし、スマートフォン専用アプリを起動するだけで自動的に接続できます。
あとは出発ボタンをタップするだけ。家族や支援者などのみまもり者へ自動で通知が送信されるので安心。みまもり者もかんたんにおでかけに気づくことができ、ちょっとしたメッセージも送信できるので、お互い離れていてもコミュニケーションが気軽に取れます。
2. かんたんコミュニケーション
困ったときに、周りの人へのサポート依頼をすることができます。専用アプリが光と音で周りの人へ知らせてくれるので確実なサポート依頼ができます。
また、みまもり者とかんたんにTV電話ができるので、状況を見てもらいながら解決することができます。メッセージで気軽に連絡することも可能です。※TV電話を行なう際は、安全を確保した上でご使用ください。
3. もしもの時の緊急通知
転倒などで白杖の衝撃を専用デバイスが検知すると、専用アプリがみまもり者へ自動で転倒したことを通知し知らせてくれます。
万が一、気絶などで一定時間反応がない場合には、専用アプリが自動的に光と音で周りの人へ知らせて救助依頼ができます。
4. トラブル時も録画で安心
白杖が受けた衝撃のタイミング前後20秒ずつの映像が自動で保存されるので、後からトラブル時の状況確認ができ、いざという時の証拠にもなるので安心です。
5. 衝突防止
ファミリーズアイ同士が近づくとバイブレーションでおしえてくれるので衝突を防止できます。
Coming soon …
6. 街の危険場所を収集
点字の上に自転車が常時駐車されているような危険な場所を専用アプリで撮影。撮影した写真は位置情報と共にファミリーズアイの危険ポイントマップデータベースへ自動で登録されます。
将来的には行政と連携しファミリーズアイの危険ポイントマップデータベースを活用し、危険ポイントの改善を促進する計画です。
みんなで撮影して街を良くしよう!
7. 使い始めもかんたん
専用デバイスの電源をオンにして貼り付けてあるQRコードを専用アプリで読み取るだけでかんたんにペアリングできます。
みまもり者の登録は、専用アプリで表示したQRコードをみまもり者に読み取ってもらうことでかんたんに登録できます。
その場にいない場合は、コードを送りあって登録することもできます。
主な仕様
専用デバイス
サイズ
型番 | FE-D01 |
大きさ | 69.9mm(幅)× 58.7mm(奥行)× 105mm(高さ) |
重さ | 約171g |
機能・性能
白杖との着脱方法 | グリップレバー式 |
衝撃検知 | 6軸加速度センサー搭載 |
映像記録 | Full HD 15fps / MP4 |
照明 | 明るさセンサー反応式2灯LED |
通信インターフェース
無線LAN | IEEE 802.11b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth Ver.4.2 Bluetooth Low Energy |
電源
電池 | リチウムイオン充電池(内蔵) |
充電方法 | USB-C端子からの本体内の電池を充電 |
連続使用時間 | 約24時間(使用状況により変化します) |
知的財産
特許
インタアクト株式会社では視覚障がい者の方が生活する上で必要となるアイディアを今後も考案し、特許取得を行い、ファミリーズアイに特許取得した技術を組み込み、製品化を目指してまいります。
特許登録番号又は出願番号 | 発明の名称 | 概要 |
特許第6233797号 ※特許査定日:2017年10月 | 報知システム及びプログラム | 画面のボタンをタップする回数によって、ボタンの面積や表示が変化し、 何回タップしたかがわかる。選択した内容をすぐに送信できる。 |
特許第6850470号 ※特許査定日:2021年2月 | 報知システム及びプログラム | 画面のボタンを長押しすることで、選択項目が切り替わる。 振動で項目の切り替わりを知れ、選択した内容を送信できる。 |
特願2018-244425 特許出願日:2018年12月 | 杖及び通信システム及びプログラム | 杖の複数スイッチを用いて情報を送信でき、誤送信防止もできる。 杖に送信ONOFFするスイッチと送信内容を選択する複数ボタンがある。 ボタンを押した回数によって、送信内容を選択でき、送信することができる。 |
特願2018-244426 ※特許査定日:2023年4月 | 距離計測システム及びプログラム (特許査定手続き中) | 複数端末装置間の距離を計測し、距離の変化によって測定方法を切り替える。 お互いの距離が遠い場合はGPSで距離測定を行い、 一定距離近づくとBluetoothでの距離測定に切り替わる。 複数の端末装置間で測定することができる。 ※特許査定とは出願した発明に関し、特許審査官による審査を経て、 特許権を付与してよいと認められたことです。 |
特願2022-074961 特許出願日:2022年4月 | 杖、杖用プログラム及び報知ユニット | 杖が横たわったことを検知し家族になどに通知することができる。 杖が停止していることをセンサが検知し、 家族など事前に登録している方に異常事態が発生していることを通知できる。 |
商標
商標番号 | 商標 |
登録商標第5708448号 | |
登録商標第6358521号 | 盲導あい |
登録商標第6631493号 | ファミリーズアイ |